つるりとした美しい肌になれると評判のダーマペンは、治療を希望する方が増えると同時に痛みについての不安を抱く方も多くなっています。
ダーマペンは極細針が付いたペンタイプの機器で、それを肌に滑らせるように使って肌に微細な傷を付ける治療法です。
そのためチクチクするのではないか、結構痛いのではないかといった不安を感じる方が多くなっています。
この記事では、ダーマペンの治療中の痛みがどれくらいなのか、解説していきます。
ダーマペンはなぜ痛いの?
ダーマペンは、極細の針を真皮層まで通すことで肌の治癒力を利用した肌の再生治療の1つです。
刺激を受けて再生したはだは元の肌よりも若くて新しい組織で作られるので、それを美肌治療として利用しているのです。
針の長さが深いほど痛い
ダーマペンの先についているのは髪の毛よりも細い極細針で、これを使って肌に小さな穴をあけると、肌は傷を治すために真皮の中でコラーゲンやエラスチンの生成を行います。
コラーゲンやエラスチンが普段よりも活発に生成されることにより、ハリのある肌、ぷるぷるした肌へと生まれ変わる効果が期待できます。
同時に、シワやたるみの改善も期待できるので、美肌効果が高いと言われています。
ただ、ダーマペンの先の針は、骨の近くでは浅く、ホホなどの真皮層まで深めの部分には深く刺さるように針先の長さを調節することが可能です。
人間の神経は皮膚にも通っているため、針の長さが長いほど痛みは感じやすくなります。
骨に近い部位ほど痛みを感じやすい
ほほ骨の上やおでこなどのような骨に近い部分は、針を刺す過程で痛みを感じやすい部分です。針の長さを短くしてもホホなどに比べると痛みを感じやすいでしょう。
ダーマペンはどれぐらい痛いの?
ダーマペンは極細針とはいえ、肌に針を刺すので痛みが全くないわけではありません。良く、痛みを表現する口コミでは「チクチクした」とか「ひりひりした」といった痛みの感じ方が多く見られます。
どちらも細かい傷を負ったときに感じる痛みで、痛みのあまり歯を食いしばった、我慢できずに泣けてきたといったような強烈な痛みではないことがわかります。
痛すぎると思ったら麻酔を!
ダーマペンの痛みは肌表面上の傷みで、どちらかというと軽度の痛みです。しかし、痛みは人により感じ方が異なるので、痛みが強い、痛すぎると感じるときは、遠慮せずに麻酔を使ってほしいと申し出てくださいね。
針の長さを浅くしてもらう
痛みを強く感じるときは、ダーマペンの針の長さが長い可能性が考えられます。治療経験が浅いドクターの場合だと一生懸命治療するあまり、長さ調整を行っていることもあるので、そのときは痛みが強いということを伝えるようにしてください。
セルフダーマペンは要注意
ダーマペンで治療を行うことは、肌に針を刺すために本来なら医療機関でのみ実行できる行為です。
しかし、近年ではセルフダーマペンという自分でダーマペンの治療ができるグッズが登場しています。
セルフダーマペンは、海外からの輸入品で医療機器としては認められていないものばかりです。通信販売で購入できるとしても避けることをおすすめします。
セルフダーマペンをするにあたり必要なアイテムは揃えることが可能でも、施術に関しての保証はなく、万が一肌がよりひどい状態になったときは自己責任での対応となります。
針の深さや圧力のかけ方、反復回数などは素人が自己判断するものではないでしょう。場合によっては、色素沈着、肌荒れ、毛嚢炎、傷、内出血などにもなるので、セルフダーマペンができるとしても、信用できる医療機関で治療を受けることをおすすめします。
まとめ
今回は、ダーマペンの痛みについて紹介しました。ダーマペン自体は多少の痛みがあるものの、我慢できないような激痛ではないことがわかりましたね。
そういえば、脱毛なども痛みを伴いますが激痛ということはほとんどないですね。
また、セルフダーマペンができる環境が整ったとしても、安全が確保できないため自己判断での使用は避けてください。
本当に美肌になりたい、透明感ある肌になりたい、ニキビ肌をキレイにしたい方は、信頼出来る医療機関でしっかりとカウンセリングを受けた上でダーマペンの治療を受けるようにしましょう。